スポンサーリンク

レインウェアの裏地が劣化!ポリウレタンの剥がし方

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
レビュー
スポンサーリンク

古着や、ミリタリー、長い年月の経っているレインウエアーの裏地がボロボロ剥がれてきたことはありませんか?

お気に入りで、まだまだ使いたい

買ったばっかりなのに、劣化していて剥がれてきた!

諦めるのはまだ早いです!

ここからは、劣化したポリウレタンの剥がし方を解説します!

ポリウレタンの劣化は宿命

ポリウレタンは

空気、水分、熱、紫外線、微生物

など様々な要因で劣化します。

劣化は5年〜10年を超えたものは、いつ劣化が始まってもおかしくありません。

ポリウレタンの宿命と言えます。

ポリウレタンの寿命を延ばすためには

使用後の汚れを落とす、乾燥、湿気のない部屋、風通しの良い環境の置く

などが有効です。

匂いは劣化の証

先日、ミリタリーショップWAIPERさんで

実物 新品 デッドストック フランス軍 ナイロン レインコート ネイビーブルー

を購入しました。


こちらは、軍物ですので、作られてからの年月は経っているものになります

デッドストック(新品)となっていますが、経年劣化していてもおかしくない商品です。

ですので、ショップさんは全く悪くないですし、クレームも入れてないです。

届いて開封してみたら

まずは匂いが気になりました。

ずっとレインウエアーを洗っていない匂いといいますか、古臭くツーンとするような匂いでした。

デッドストックとは言っても、匂いを取るために洗濯することにしました。

洗濯方法は

ネットに入れ、おしゃれ着洗いモード。

洗剤はエマールを使用しました。

洗濯が完了し裏地をみると。。。

裏地が経年劣化していたのか、一回の洗濯でボロボロになりました。

匂いの原因は、劣化していたポリウレタンの匂いでした。

ポリウレタンを剥がす

裏地のポリウレタンの防水加工が劣化してボロボロになって

中に着る服に付くのが嫌だったため

ポリウレタンの全剥がしをしてみましたので

その剥がし方について紹介します。

重曹を使う

重曹をぬるま湯に溶かし

レインコート、レインウェアを沈めます。


ぬるま湯20Lに300gの重曹を入れ

24時間漬け置きしました。

その間に何度かポリウレタンを指で裏地全体を擦り洗いしたり、揉み洗いしました。(劣化していないポリウレタンは剥がれません。)

漬け置き後

漬け置き、手洗い後はこんな感じになりました。

水は濁り、ポリウレタンのカスが沈んでいます。

この時点で、全体のポリウレタンはだいたい剥がれてくれました。

筆者は、この工程を2回繰り返しました。

最終工程

最後は洗濯機に入れて

ゴシゴシ洗いを

アタック3Xで洗いました。

よくすすぐ事をおすすめします。


注意点

手洗いで取り切れなかったポリウレタンのカスが洗濯機のごみ取りアミに溜まっているので

取り除いてから、次の洗濯をしてください。

すすぎ切れなかったポリウレタンのカスがレインコート、レインウェアに残っている場合は

払い落とすかコロコロで除去してください。

結果

縫い目や剥がれにくい場所を除いて、全体的に剥がすことができました。

何よりも、嫌な匂いも全てなくなりました!

やはりポリウレタンの劣化の匂いだったんですね。

重曹で生地が傷んだり、色落ち、変色することもありませんでした。

重曹で劣化したポリウレタンを剥がす作業はとても簡単で効果的でした。

防水スプレーで仕上げ

洗いをかけることで、表地の防水効果は薄れていますので

防水スプレーをしておくのがおすすめです。

今回使用したのが下記の商品になります。


スプレー後はちゃんと撥水して

レインコート、レインウェアが復活しました。

ここまで手を加えて、復活してくれると

また服の愛情が湧きますね!

是非同じ理由で困っている方はお試しください。

お問い合わせ

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました